11月19日(土)13:30~ 白石 草(はじめ)さん講演会 

市民集会・脱原発2022in信州 開催のお知らせ
(会場参加・Zoom参加併用型集会)

東日本大震災・福島原発事故から11年以上が過ぎた現在でも4万人以上の被災者が避難生活を余儀なくされている中で避難者の方達は、放射能汚染によってふるさとや生業を剥奪され、大きな将来不安を抱えながら、いまだに避難生活を強いられています。
福島県は、福島原発事故当時、概ね18歳以下であった約38万人の子どもたちを対象に「県民健康調査」において甲状腺(超音波)検査を実施してきました。2021年10月の報告で265人が甲状腺がんまたはがんの疑いと診断されました。日本における甲状腺がんの発症率は、15歳~19歳では 100万人に女性で約20人、男性は約5人で、年を経るごとに高くなります。福島での県民健康調査の検査対象者は約38万人とされ、甲状腺がんの罹患率はきわめて高いものです。しかし、県民健康調査検討委員会は、甲状腺がんへの放射能の影響について「証拠はない」とし、あくまでもスクリーニング効果の結果だとしています。
国は事故を起こし人々を被曝させた責任を認め、生涯にわたる医療支援、精神的ケア、生活・経済支援等を行うべきです。
2022年1月には、東京電力を相手に甲状腺がんを発症した事故当時6~16歳の6人が、東京地裁に対して損害賠償請求訴訟を提訴しました。
市民集会・脱原発2022in信州は、ビデオジャーナリストとして福島第一原発事故の問題を追い続け、甲状腺がん子ども裁判についても取材を進めている白石草さん(認定NPO法人OurPlanet-TV共同代表)を講師に招き、甲状腺がんになってしまった人たちがどのような思いで裁判を起こしたのか、報告をしていただきます。

1.日 時  11月19日(土) 13時30分~16時

2.場 所  長野県教育会館 3階 ホール
〇〇〇〇〇〇〇長野市旭町1098 電話 026-235-6995

※駐車場がありませんので、近くの公共施設や有料駐車場の利用、公共交通機関をご利用ください。

3.主 催  「脱原発2022in信州」実行委員会(代表:青山正/脱原発共同学習会)
〇〇〇〇〇〇〇構成:脱原発共同学習会などの市民団体、県原水禁などで構成

4.講 師  演題「誰にも言えず、苦しんできた」~福島甲状腺がん患者の現実
白石草さん(認定NPO法人OurPlanet-TV 共同代表)しらいし・はじめ ビデオジャーナリスト。認定NPO法人OurPlanet-TV 共同代表。インターネットによる市民メディア活動を展開。福島原発事 故をめぐる東京電力のテレビ会議を題材にしたドキュメンタリー『東電テレビ会議49時間の記録』 で 2014 年、日本科学技術ジャーナリスト会議の「科学ジャーナリスト大賞」を受賞。

5.Zoomでの配信も行います。ZoomID、パスコードなどは以下の通りです。
なお、講師の講演資料は当日、パソコン視聴の方にはZoomのチャットで配信します。なお、スマホ視聴の方には配信できませんのでご了承ください。

当日は、開始30分前から入室できます。

https://us06web.zoom.us/j/85165001627?pwd=cGxkUzBSYjFOZ2x3RGlwSjYyM3U2dz09

ミーティングID 851 6500 1627

パスコード 111999