21世紀のキーワード―平和・人権・環境

長野県平和・人権・環境労働組合会議

松代大本営工事開始80年 追悼の集いで朝鮮人犠牲者に黙とう

東京朝鮮歌舞団の安理沙さんが朝鮮舞踊で「鎮魂の舞」

松代大本営追悼碑を守る会は地下壕工事の開始から80年の節目となる11月11日、朝鮮人犠牲者追悼平和祈念碑の前で約25人の会員や来賓が集まり「追悼の集い」を開きました。

集いでは、東京朝鮮歌舞団の安理沙さんが「鎮魂の舞」を捧げ、一発目の発破(ダイナマイト)が仕掛けられた午前11時11分に合わせ参加者が黙とうしました。

主催者あいさつで表秀孝会長は、国策として極秘で進められた松代大本営工事に強制連行・強制動員された朝鮮人労働者の過酷な労働と犠牲を振り返り、いまだ工事の全容、犠牲者の実態が明らかにされていない状況に「日本政府の実態解明に非協力的な態度を強く糾弾しなければならない」と指摘、「ここで起きたことを心に刻み、歴史を忘れることなく、平和を築く歩みを緩めることなく歩んでいく決意」を強調しました、松代大本営を起点にして平和への歩みをともに進めることを呼びかけました。

朝鮮総聯県本部の李明宏委員長は、「工事の真相が解明され、犠牲者の無念が晴れる日を訪れることを願う」と述べ、行事が重なり欠席となった民団県本部からは「松代大本営地下壕は戦争を知らない世代が戦争と向き合える遺跡であり、保存公開がさらに進むことを願う」とするメッセージが寄せられました。

集いの最後には参加者全員で犠牲者を弔うために献花しました。

守る会は、追悼碑建立30年、戦後80年の節目となる来年8月10日には、近現代史・軍事史を研究し平和教育登戸研究所資料館長を務める明治大学の山田朗教授を招き公開講座を計画しています。

追悼の集いには会員など25人が参列

安理沙さんが追悼碑前で鎮魂の舞

工事が開始された11時11分に黙とう

あいさつする表秀孝会長

与野党伯仲の国会で労働者・国民の願いを反映する政治をつくろう

県労組会議が定期総会開き護憲・脱原発などの運動方針を確認

県労組会議事務局次長に草野麻理子さん、間宮正博さんを選任

長野県平和・人権・環境労働組合会議(県労組会議)は10月18日、代議員・傍聴者など約60人を集め、長野市内で第29回定期総会を開きました。おりしも10月初めに発足した石破茂政権が、自らの権力基盤を強めるためだけの目的で衆議院を解散し総選挙が行われている真っ最中の総会でした。

主催者あいさつで、宇佐美正信議長は、岸田政権が退陣し石破政権が発足した点について触れ「国民生活や平和を壊し続ける自民党政治に変わりはない。総選挙で与党の過半数割れをめざそう」などと強調しました。

来賓として、連合長野の根橋美津人会長、立憲民主党県連の杉尾秀哉代表(参議院議員)、社会民主党県連合の中村雅代副代表(小布施町議会議員)、部落解放同盟県連の小山慎彦執行委員長、朝鮮総聯県本部の洪高志組織部長、県労働金庫の小池政和理事長、こくみん共済coop長野推進本部の村山智彦本部長、県住宅生協の徳武淳理事長にごあいさつをいただきました。

討論では「県の人事委員会勧告が出て市町村段階での確定闘争に取り組んでいる。『労使自治の原則』で労使交渉を積み重ねて要求を実現したい」(自治労)、「初めて総会に参加した。いざというときに相談に乗ってくれる労組会議を頼りにしている」(印刷フォーラムながの)、「朝鮮学校を支援するキムチ購入に取り組んでいるが、食品の内容表示を徹底してほしい」(松本地区労組会議)などの報告、意見がありました。

特別決議として「平和と民主主義、国民生活を守り抜くため、総選挙に勝利し政権交代を実現する決議」が採択されました。最後に「組織されていない労働者・国民にも共感が広がる労働運動、平和運動が必要」であり、「私たちの日々の運動の積み重ねが、必ず平和で幸せな社会、労働者・国民のための社会をつくると確信」しようとする「総会宣言」を採択しました。

役員改選では一部役員が交代しましたが、県労組会議三役は全員が留任、新たに事務局次長として草野麻理子さん、間宮正博さんが選任されました。役員体制(四役)は以下の通りです。

◆議長=宇佐美正信(国労長野)、◆副議長=伊藤浩二(自治労)、若林茂(私鉄県連)、大橋孝宏(森林労連)、◆事務局長=喜多英之(自治労)、◆事務局次長=草野麻理子(県労組会議・自治労)、間宮正博(県労組会議・自治労)

総会には代議員・傍聴、役員など約60人が出席

あいさつする宇佐美正信議長

【来賓】根橋美津人・連合長野会長

【来賓】杉尾秀哉・立憲民主党県連代表(参議院議員)

【来賓】中村雅代・社民党県連合副代表(小布施町議会議員)

【来賓】小山慎彦・部落解放同盟県連執行委員長

【来賓】洪高志・朝鮮総聯県本部組織部長

【来賓】小池政和・県労働金庫理事長

【来賓】村山智彦・こくみん共済coop長野推進本部本部長

【来賓】徳武淳・県住宅生協理事長

発言する小川晃代議員(自治労)

発言する丸山信子代議員(印刷フォーラムながの)

発言する高山佳朗代議員(松本地区労組会議)

総会の最後には全員で団結ガンバロー

信州安保法制違憲訴訟の会が報告集会

最高裁の上告棄却決定を受けて訴訟を振り返る

裁判は終わったが違憲の新安保法制廃止運動は続く

2015年に制定された新安保法制が日本国憲法に違反し、平和的生存権、人格権、憲法改正・決定権、安定した立憲民主政に生きる権利・利益などを侵害するとして、国に対して損害賠償を求めた信州安保法制違憲訴訟は、今年4月25日、最高裁判所が原告の上告を退ける決定を行いました。

この最高裁の不当な決定により、立法・行政・司法の三権による権力分立のもと、特定の権力による暴走を食い止めるという三権分立の理念が完全に絵に描いた餅であったことが明らかとなり、さらなる権力の暴走が極めて現実的なものとして危惧されます。司法による立法府・行政府へのチェック機能が十分果たされない状況にあるという残念な現実を見据えながら、しかし諦めることなく、今後、市民として、立憲主義を守るためにどのような行動が必要であるか、一人一人が考えていく必要があります。

私たちは、これからも立憲主義を守り、憲法の理念である平和主義を擁護し、二度と戦争を引き起こさせないため、引き続き粘り強く闘い続けなければなりません。

4月の最高裁の決定から半年を迎えるなか、信州安保法制違憲訴訟の経緯を振り返り、私たちが未来に向かって何をなすべきかを考えるための集会が10月14日、松本市勤労者福祉センターで開かれ、原告など約40人が参加しました。

集会ではまず代理人の安藤雅樹弁護士が訴訟の経緯を振り返りました。安藤弁護士は、長野地裁判決、東京高裁判決では、いっさい憲法判断に踏み込まず、平和的生存権や人格権の具体的権利性がないという形式的な論理で判決が下された点を批判しました。

次に、名古屋共同法律事務所の中谷雄二弁護士が「憲法9条をめぐる訴訟における安保法制違憲訴訟の意義と今後の展望」と題して講演しました。中谷弁護士は、全国で25裁判が提訴され、7699名の原告、1685名の弁護団が参加した訴訟は、憲法9条違反を争う訴訟として過去、最大規模だと指摘。集団的自衛権の行使容認に踏み込んだ安保法制の新たな段階での憲法9条に依拠した裁判であり、正面から法令違憲を問う訴訟であったと述べました。裁判は敗訴したものの、この裁判の評価として、①当初懸念された安保法制を合憲とする判断は一件も出させていないこと、②最高裁も砂川事件と違い「統治行為論」により司法判断の対象から排除することができなかったこと、③全国各地の訴訟で主張された憲法論や違憲の実態、政府の戦争する国づくりに対する事実に基づく批判などは今後の闘いの大きな財産となったことを強調しました。

集会では裁判が集結したため、訴訟の会は解散する方向を確認しましたが、新安保法制の廃止や戦争への道を拒否する運動を継続するため、362人の原告が新たなネットワーク組織を立ち上げていくことも決めました。

報告集会には約40人の原告が参加

代理人の安藤雅樹弁護士

講演した中谷雄二弁護士

原告団長の又坂常人・信州大学名誉教授

311 子ども甲状腺がん裁判第11回口頭弁論を傍聴して

東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質の影響で甲状腺がんになったとして、事故当時、福島県内に住んでいた男女7人が東京電力に損害賠償を求めている「311子ども甲状腺がん裁判」の第11回口頭弁論が9月11日、東京地裁で開かれた。

この日は、大法廷の一般傍聴席が85席に対し、207人が傍聴券の抽選に並んだ。傍聴希望者が200人を超えたのは、第5回期日ぶりとのこと。裁判は、進むにつれて傍聴者が減るのが一般的だが、この裁判においては少しずつ傍聴希望者が増えているそう。その後の報告集会もほぼ満席。原告はもちろん、弁護団や支援者たちのたゆまぬ努力の賜物なのだろう。

         

今回は傍聴抽選に当たり、法廷内に入ることができたのだが、珍しく協議が長引き、10分ほど開廷が遅れた。資料も揃わず裁判所側がモタモタしている様子だった。ようやく原告意見陳述が始まったころは14:30頃で、原告は「自分の住む町が福島第一原発から西に100キロの場所にあり、まさか被ばくする環境とは知らず、30~40分かけて自転車で通学や買い物に出かけた。自宅の目の前の道路を自動車が通るたび、地面から粉じんが巻き上げられていた。手術後は、再発、転移のことを考えないようにして自分の精神状態を保った」などと緊張しながらもしっかりとした口調で話した。

裁判所から、全ての主張を出し尽くすよう求められていた原告は全部で15本の準備書面を提出した。一方、東京電力は2本の反論書面を提出した。

UNSCEAR報告書の過小評価の原因特定か

原告の主張のうちの1つは、被告の主張する「過剰診断」論を否定するもの。福島県の甲状腺がんの手術症例などに基づき、福島県で見つかっている甲状腺がんは、被告の指摘するような「潜在がん」とは言えないと主張した。また、原告一人ひとりについても、病気の推移を詳細に示し、短期間で腫瘍が増大している実情や、多数のリンパ節転移が見つかっていることを指摘した。

              

大気中浮遊物測定局内で「霧箱」効果?

また、UNSCEARの報告書の被ばく線量評価については、黒川眞一高エネルギー加速器研究機構名誉教授の5通目となる意見書を提出した。UNSCEAR報告書はデータ解析の際、大気汚染を監視するために設置されているSPM局で採取された放射性セシウムの値を利用しているが、意見書では、その値が、大幅に少なくなっている原因を特定。最も高濃度の放射性プルームが福島県内を覆っていた3月15日から16日にかけて、福島市内では気温が低く、かつ湿度の高い飽和状態に近い気象条件にあったとした上で、SPM局の中に取り込まれた大気が、高濃度の放射性物質の影響でイオン化し、液滴となる「霧箱」のような状態に陥っていた可能性があると指摘した。原発事故と甲状腺がんとの関係を証明する意見書を東京地裁に提出した黒川眞一・高エネルギー加速器研究機構名誉教授に対し、東京電力が「放射線の専門家ではない」と主張していることについて、只野弁護士は「黒川名誉教授は高度の学識を持っており、専門家である。東京電力側の主張は黒川さんに対する侮辱であり、今後、このような侮辱は金輪際、やめていただきたい」と語気を強めて抗議する場面もあった。

さらに、当時の福島市内で計測された大気中浮遊物(SPM)のデータが、放射性プルームの到来時間に、数値がゼロになっている事実を提示。この時間に、SPM局内では霧箱状態となり、SPMや放射性セシウムは、粒径が大きくなって排除され、濾紙に付着する量が極端に少なくなっていた可能性が高いと主張した。

「誰ひとり泣き寝入りさせない」〜原賠法の立法時

このほか、原子力損害賠償法の立法当時に遡り、立法趣旨を解説する書面も提出。法廷のプレゼンでは、原賠法立法当時、原子力事故が起きたい際に、被害者が重い立証責任を負うことは想定されていなかったことを解説した上で、国会でも「誰一人泣き寝入りさせない」という答弁が繰り返されていたことを裁判所に訴えた。

         

第12回口頭弁論期日は12月11日(水)に予定されている。

次回期日には、地区労組会議を介して購入いただいているレーメンの販売利益分を3団体(3・11甲状腺がん子ども基金、311甲状腺がん子ども支援ネットワーク、日本チェルノブイリ連帯基金)にそれぞれ寄付する予定。組合員のみなさまの善意がここにも届いている。

次回以降は証人尋問が始まり、裁判も新たなフェーズを迎える。今後もより一層の支援をしていきたい。

 

総選挙 与党が過半数割れ - 政権交代へ道筋つける

県労組会議の推薦候補4氏が当選果たす

国民・労働者の生活向上、平和を守る政治へ大転換を

10月27日に投開票された総選挙は、自民・公明の与党が過半数を大きく割り込み、立憲民主党などの野党が躍進する結果となりました。「一強多弱」の政治状況が一変し、与野党伯仲状態が生まれました。裏金や旧統一教会問題、絶対多数を背景にした強権的な国会運営など、自民党政治のおごりに国民の怒りが吹き上がりました。

県労組会議は1区、2区、3区、5区の4人の候補者を推薦しましたが、全員が当選を果たすことができました。みなさまのご支援に心から感謝申し上げます。

当選した衆議院議員

長野1区 篠原 孝

長野2区 下条みつ

長野3区 神津 健

長野5区 福田淳太

日朝長野県民会議の活動を報告します(7月~9月)

◆朝鮮の実情を写真を通して学ぶ ~ 日朝問題学習会

「変貌を遂げる今日の朝鮮~そこに住む人々の息づかい~」

日朝県民会議と日朝松本市民会議が主催して日朝問題学習会が7月27日、松本市の長野初中級学校体育館で開かれました。日本人や学校関係者など約80人が参加しました。

今回の日朝問題学習会は、日本政府や一部右翼マスコミなどから「悪の帝国」「独裁国家」などと非難されている朝鮮民主主義人民共和国に暮らす人々の生活、文化や仕事、地方の状況、子どもたちの姿などがどうなっているのかを写真を通して知る機会としました。

学習会の講師にお願いした盧琴順(ロ・クムスン)さんは在日朝鮮人で朝鮮新報社の写真部に所属する記者。朝鮮国内に長く滞在し、地方や子どもたちの姿、人々の表情などを撮り続けている方。盧さんは写真の仕事を選んだ理由として「マスコミを介して印象付けられた『謎』で『異質』な朝鮮民主主義人民共和国。自分たちと何一つ変わらない朝鮮の人々の息づかいがマスコミによって歪められる現実を知った。一人でも多くの日本人や在日同胞に感じてもらいたいと深く思った。学生時代から好きだったカメラが最高の武器になると確信し、写真の仕事を選んだ」と発言しています。

盧琴順さんは「変貌を遂げる今日の朝鮮~そこに住む人々の息づかい~」と題して講演しました。

盧さんは、朝鮮新報平壌特派員として自身が現地で撮影した数百枚の写真を紹介しながら、急速に発展する朝鮮の姿をわかりやすく解説しました。日朝県民会議の関係者は、「日本の報道で見るような写真ではなく、人々の普段の様子がとても自然に写っている写真ばかりで、早く平壌に行きたい気持ちになった」と話ましした。

講演会終了後、焼肉懇親会が行われ、七輪を囲みながら交流を深めました。

学習会の後、焼肉で交流会

焼肉交流会の後、全員で記念写真

 

◆松代大本営追悼碑建立29周年の集い

「加害の歴史を正視し、学びながらどう行動するか」

8月10日、旧日本軍による太平洋戦争敗戦末期の松代大本営地下壕工事で犠牲となった朝鮮人労働者を追悼し平和を祈念する集いが、松代大本営追悼碑を守る会の主催で象山地下壕入口に建立された追悼碑の前で開かれました。追悼碑建立から29周年。会員や在日団体の代表ら約60人が参加し、犠牲者に祈りを捧げました。

守る会の表秀孝会長(長野大学名誉教授)は主催者あいさつで「日朝・日韓関係に改善の兆しが見られないが、だからこそ、松代大本営地下壕工事を通して、植民地支配、朝鮮人強制連行、強制労働の加害の歴史を正視し、学びながらどう行動するかが問われている」と強調するとともに、「無念と望郷の中で亡くなられた朝鮮半島出身の皆様の霊に哀悼の意を捧げ、これからもこの追悼碑を大切に守っていくことを誓う」と決意を述べました。

今年の集いには、駐新潟韓国総領事館から呉栄煥(オ・ヨンファン)総領事が出席、また在日団体を代表して在日本大韓民国民団県地方本部の金龍洙(キム・ヨンス)団長、在日本朝鮮人総連合会県本部常任委員会の李明宏(リ・ミョンガン)委員長らから挨拶をいただきました。

追悼碑前での集いに続き、追悼碑を守る会の第30回総会を開き、追悼碑の維持管理と環境整備、地下壕の案内活動に引き続き取り組むとともに、松代大本営工事開始日から80年を迎える本年11月11日当日、さらに来年8月10日の追悼碑建立30年(戦後80年)の節目に在日2団体と連携し記念行事を実施する事業計画を確認しました。

碑の前で朝鮮人犠牲者を追悼する式典

式典の最後には全員で菊の花を献花

 

◆朝鮮幼稚園・朝鮮高校の無償化排除問題で3地区で街頭宣伝

朝鮮幼稚園が幼保無償化から排除された問題と、朝鮮高校が高校無償化措置から除外され続けている問題に関して、長野、上小、松本の日朝地区組織は駅前で街頭宣伝行動を展開しました。

7月29日に上田駅前、8月2日に松本駅前、8月9日に長野駅で実施されました。

長野駅前で道行く人に訴えた

街頭宣伝の終了後、横断幕をもっと全員で

 

 

◆長野朝鮮初中級学校創立55周年記念行事 大運動会、バザー・ミニ公演・抽選会

長野朝鮮初中級学校創立55周年および幼稚班創設40周年記念行事が9月15日、同校で行われました。記念行事には、卒業生、在校生と教職員、日朝友好・朝鮮学校支援団体の代表ら約400人が参加しました。

第1部は大運動会。例年よりも趣向をこらして、園児・児童・生徒らはもちろん保護者や卒業生、地域同胞たちも参加できる競技が多く準備されました。

午後からは場所を体育館に移して、第2部の祝賀行事が行われました。館内には朝鮮料理をはじめとする各種飲食物を販売する屋台や、子どもたちの遊び場が設置されました。

あいさつした河舜昊校長は「朝鮮学校はただ人がいれば存在する学校ではない、民族の伝統、言葉、文化や精神を必ず守るという強い意志と努力があって維持されていくものだ」「時が流れ、時代が変わっても絶対に変わらないものがある。私たちはそれを守って次の世代へ引き継いでいきたい」と決意を語りました。

日朝県民会議からは大日方有司会長代行)があいさつ。大日方会長は、日朝友好、学校支援の活動を今後とも頑張っていきたいと述べ、この間に集めた学校への寄付金80万円を河校長へ手渡しました。

大阪朝鮮歌舞団の公演も記念行事に花を添えました。公演終盤、地元長野の若者と歌舞団がコラボしたパフォーマンスで会場の雰囲気は最高潮に。チャンゴやケンガリが打ち鳴らされる中、参加者たちの踊りの輪が広がりました。

運動会では幼稚園児も徒競走で頑張った

民族衣装を着て踊りを発表

松本蟻ケ崎高校の生徒が手掛けた作品をバックにチャンゴ演奏

屋台も出た式典には約4百人が参加

 

裏金・統一教会に頼り、国民生活と平和を壊す自公政権は退場を

立憲野党の躍進で国民・労働者のための政治、政権交代を実現しよう

総選挙投票日は10月27日(日) 期日前投票の活用も

石破政権が発足しましたが、国会で十分な議論も行わず、10月9日解散、15日公示、27日投開票の総選挙を強行しました。

石破首相は自民党総裁選の中で掲げた「裏金議員の選挙での厳しい処遇」「日米地位協定の改定」「選択的夫婦別姓制の導入」などは、首相就任後に態度を一変させ、発言を修正したり封印したり、発言と行動が一致しないブレた対応に終始しています。また、衆議院の解散についても総裁選では、国会で十分に議論してからなどと発言したにもかかわらず、早期解散を強行するなど、すでに国民からの信頼感を失いつつあります。

投票日は10月27日(日)。国民生活と平和、民主主義の将来のために何としても自公政権の過半数割れ、政権交代への道すじをつけましょう。

県労組会議総選挙推薦候補

長野1区 しのはら孝  長野2区 下条みつ

長野3区 神津たけし   長野5区 福田じゅんた

県労組会議が4候補に「政策要望書」を提出

県労組会議は各選挙区の推薦候補者あてに「政策要望書」を提出し、その内容を尊重して国政にのぞむように求めました。

公示日の15日、16日に4人の候補者事務所を訪問して要望しました。政策要望書の内容は下記の通りです。

政 策 要 望 書

 第50回衆議院総選挙に向け、長野県平和・人権・労働組合会議、各地区労組会議は、下記の通りの政策要望を提出します。貴殿におかれては、私たちの政策要望を尊重していただき、当選後の国会活動に反映していただけるように要請いたします。

1.立憲主義に基づき、憲法9条の改悪に反対し、基本的人権の尊重、平和主義、国民主権を掲げる日本国憲法の原則を徹底して守ります。

2.核兵器禁止条約を批准し、脱原発と再生可能エネルギーへの転換を積極的に進めます。

3.沖縄県の米軍辺野古基地建設に反対し、日米地位協定の改定を求めます。

4.勤労者の生活を直撃している物価高に対し、家計への直接的補助の拡充、中小零細事業者の雇用と事業を守るための支援策を拡充します。

5.労働基本権を擁護し、労働者全体の賃金引き上げと解雇規制の自由化に反対するなど労働者保護ルールの堅持、官民の非正規雇用の待遇改善を図り、正規雇用化をめざします。

6.男女の賃金格差、雇用格差をなくし、女性が安心して働き続けられる権利確立に取り組みます。また、LGBTsなどすべての差別の解消に取り組みます。

7.真の地方自治を実現するための財政を確立し、人員確保を進めます。病院、保健所、保育所、水道など市民の健康と生命にかかわる公共部門の充実をはかります。

8.中小零細企業、地場企業への支援を拡充し、下請け企業の価格転嫁や適正価格での雇用保障、労働条件の維持・向上に取り組みます。

9.公共交通の人手不足への対策を徹底し、ライドシェアなどタクシーの規制自由化に反対し、地域公共交通の維持、活性化対策を強化します。

10.国有林は「国民の共有財産」であり、地球温暖化防止の観点からも十分な予算を投入します。

11.食料自給率の向上や食の安全を確保し、地域における農林水産業を再建します。

長野相生座・ロキシーでミャンマー映画『夜明けへの道』上映中!(~10/17木まで)

ミャンマーの現状を記録したセルフドキュメンタリー

ミャンマー民主化を支援する信州の会が上映に協力している長野相生座・ロキシー(長野市)でのミャンマー映画『夜明けへの道』の上映期間は残り1週間となりました。
 
明日10/12(土)~10/17(木)の上映時間は12:20~14:10となっております。
一日一回の上映です。ぜひ映画館でご覧いただけたらと思います。
 
配給収益の一部は支援金とし、コ・パウ監督らを通じてミャンマー支援にあてられます。

ミャンマー軍に対する市民たちの粘り強い抵抗が続いている

特別鑑賞券を事務局で取り扱いしています

特別鑑賞券(1,100円)を事務局で取り扱っております。
お求めの方はお問い合わせください!
 
電話 026-234-2116(平日9:00~17:00)
 

ミャンマー国内では子どもたちの教育機会が奪われていることも危惧されている

コ・パウ監督からのメッセージ

この映画の制作の動機は、私たちアーティストも独裁者の革命の中で、自らの人生、成功、家族全員の生活を代償に払ってきたことを知っていただきたいのです。
この革命は大きな成果を上げています。最後まで進むべきだと感じています。もう後戻りはできないということを理解していただきたい。

コ・パウ監督

 
映画『夜明けへの道』公式サイト
https://yoake-myanmar.com/
 
長野相生座・ロキシー
http://www.naganoaioiza.com/

「2024ミャンマー交流フェスタin信州」開催しました!

ミャンマー文化を楽しみ交流を深められた1日

「2024ミャンマー交流フェスタin信州」が、9月29日(日)、ながの表参道セントラルスクゥエア(長野市)で開催され、無事にイベントを終了できました。ご来場くださった市民の皆様、ミャンマーにゆかりのある皆様、ステージを盛り上げてくださった出演者の皆様、準備から当日の運営までご尽力いただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。昨年にひきつづき2回目の開催となったミャンマーフェスタを成功させることができました。

カレン族の伝統舞踊

モン族の王朝時代の華麗なダンス

司会を担当してくれた3人

「舞響太鼓 雅」の圧巻の和太鼓パフォーマンス

長野県内でもミャンマー出身者が増える

クーデターから3年8ヵ月が経過して、ミャンマーの報道が少なくなるなか、あらためてミャンマーの踊りや音楽などの文化を切り口にして、多くの市民の方々にミャンマーについて知っていただけるきっかけとなるイベントにできました。
長野県内在住のミャンマー人の方は739人(2023年12月31日現在)と1年で262人も多くなりました。県内在住のミャンマー人のほか、東京からもミャンマー人グループが応援にかけつけてくれ、遠く離れた日本・信州でミャンマー出身者が一堂に集う機会にもなり交流を深められました。
 

今年もミャンマーの伝統的な踊りや音楽がステージで披露

ステージではミャンマーのモン族やカレン族のダンス、ミャンマー友好協会副会長のキンモーモーさんのダンス、チンロン(ミャンマーのけまり)のほか、ミャンマーの状況についてNUG日本代表ソーさん、在日ミャンマー人民主化活動家のウィンチョウさん、マティダさんご夫妻からご報告いただきました。

キンモーモーさんのダンス

キンモーモーさんの生徒さん

NUG日本代表からミャンマーの現状が報告

ウィンチョウさんとマティダさん

ミャンマーの現状を知るためのブースも

会場内のブースではクーデター後のミャンマーの現状を知るための写真・パネル展示、長野相生座・ロキシーで上映されているミャンマー映画『夜明けへの道』の紹介ブース、ミャンマー現地の避難民キャンプとオンラインで繋ぎ現地の状況を知り交流できるブースなども設けられました。チェッターヒンやモヒンガーなどのミャンマー料理やミャンマーコーヒー、ミャンマー雑貨などのチャリティ販売ブースなども出店して賑わいました。

現地の状況を知らせる写真や新聞記事を紹介するブース

在日ビルマ市民労働組合のチャリティブース

ミャンマーの方々がモヒンガーやチェッターヒンの準備

善光寺木遣り保存会からミャンマーへのエールの木遣り

今年もオープニングステージでは、善光寺木遣り保存会の皆様から、ミャンマー交流フェスタ御祝いミャンマーがんばれの木遣りを頂戴いたしました。子どもたちも参加して、素敵な木遣りを披露してくれました。ミャンマーの方々も善光寺木遣りや「舞響太鼓 雅」の迫力ある和太鼓演奏に見入られていました。ダンススタジオブロードウェイの子どもたちの元気なダンスの合間には、今年も東京外大院生の石川航さんからミャンマー情勢やミャンマーを知るための「ヤンゴンかるた」の取組みについてお話いただきました。

善光寺木遣り保存会の皆様のステージ 今年は回向柱に模した柱も登場!

ブロードウェイの子だもたちのダンス

子どもたちのダンスの合間には「ヤンゴンかるた」クイズ

ミャンマー支援募金にたくさんのご寄付

会場内に設置したミャンマー支援募金箱には、76,331円のご寄付を皆様からいただきました。全額ミャンマー避難民への支援に寄付させていただきます。
信州から、日本とミャンマーのつながりをより深める一日にできました。
本当にありがとうございました。

最後は全員がステージにあがりました

 
 
 
2024ミャンマー交流フェスタin信州サイト
https://myanmar-festa-shinshu.jimdosite.com/
 
ミャンマー民主化を支援する信州の会Facebook
https://www.facebook.com/democmyanmar.shinshu

信州市民連合と立憲・共産・社民の県内3野党が政策合意

自公過半数割れめざし総選挙で共同して戦う方針も確認

候補者調整・一本化に向けて努力する方向性も打ち出す

共同のテーブルには約40人の関係者が参加した

記者会見の最後に4人が固く握手

違憲の安保法制の廃止や岸田政権の軍拡政策に反対する活動を進めている信州市民連合は7月31日、長野市生涯学習センターで約40人の参加者を集めて、「信州市民連合と3野党との『共同のテーブル』」を開きました。

信州市民連合は昨年夏以降、立憲民主党、日本共産党、社会民主党の県内3野党と総選挙において市民と野党が共同で掲げる政策について意見交換を重ねてきました。政策内容について3野党と合意ができて「共同のテーブル」を開く運びとなりました。

「共同のテーブル」には、立憲民主党県連代表の杉尾秀哉氏(参議院議員)、日本共産党県委員会委員長の鮎沢聡氏、社会民主党県連合代表の中川博司氏(県議会議員)が参加しました。

まず、主催者を代表して又坂常人・信州市民連合共同代表(信州大学名誉教授)があいさつ。又坂氏は「岸田政権は、米軍と自衛隊の一体化、自衛隊の米軍の下請け化をいっそう進めている。この国会では、地方自治体への国の指示権を認める地方自治法の改悪を強行した。中央集権的な国家の介入を容認する改悪法だ。ダッチロール状態の岸田政権に一刻も早く終止符を打ち、本当に国民の意思を代表し 新しい未来をひらく政権をつくろう」と強調しました。そして又坂氏は「そのために総選挙で与党の議席を1つでも2つでも3つでも減らす必要がある。少なくとも与野党が拮抗する状態に持っていって、最終的には政権交代をするという戦略的な考えをぜひ野党には持ってもらいたい。そして、手始めとして小選挙区で候補者の一本化を図っていただきたい」と市民と野党の共闘で戦う方向性を求めました。さらに又坂氏は「候補者調整と同時に、政策の一致が求められる。今日の共同のテーブルで3野党に手渡す政策要望書を尊重して活動してもらいたい」と述べました。

その後、3野党にそれぞれ信州市民連合の「政策要望書」と「基本政策」が手渡されました。

杉尾秀哉・立憲民主党県連代表

あいさつに立った杉尾秀哉・立憲民主党県連代表は、「信州市民連合より受け取った政策要望書については、最大限私たちの要望も聞いていただき、納得できる内容にまとめてもらって感謝する。これからの解散総選挙、国政での活動ではこの政策要望書の内容を尊重して行動していく。長野県では、私も2016年に最初に市民と野党の共闘で一本化をしていただき国政に送り出していただいた。それから参議院では4回の選挙で連勝をした。『長野モデル』の勝利だった。残念ながら衆議院の2021年の総選挙では、長野モデルが県民に十分な理解を得られず勝利することはできなかった。その反省の上に立って、今回、 政策要望書で次の解散総選挙で立憲野党の候補者一本化と市民と野党の共同を進めて当選を目指すことを要望されている。候補の調整、一本化を心から期待したい」などと述べました。

鮎沢聡・日本共産党県委員会委員長

日本共産党県委員会の鮎沢聡委員長は「信州市民連合の皆さんが、市民と野党の共闘で政治を変えるために、 共闘の旗印となる政策要望書にまとめていただき敬意を表する。裏金問題はじめ政治腐敗、国民の暮らしの破壊と平和の破壊が一体で進められている自民党政治はもう完全に行き詰まっている。国民は自民党政治を見限り、政権に退場を突きつけている。今声を上げれば自民党政治を変えられる歴史的なチャンスだ。今回の政策要望書は、その希望の方向を示している。市民と野党の共闘を本気の共闘にしていこう」などとあいさつしました。

中川博司・社民党県連合代表

社会民主党県連合の中川博司代表は「今日の政策要望書を社民党も全力を挙げて実現に向けて努力をしていく決意だ。ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻を目の前にして、私たちは 無力感を感じざるを得ない。今起きている戦争を私たちが止められない。本当に毎日幼い命が奪われていくことに心が痛む。しかし、私たちには力も金も名前もないが、手を繋ぎ声を出していくことはできるはずだ。今の自民党政治を一刻も早く変えるために全力を尽くしてまいりたい。信州市民連合が作ってくれたこの共同のテーブルを前に動かして、一刻も早く候補者の一本化、戦う体制を作っていこう」と強調しました。

共同のテーブルではこのあと参加者と意見交換を行いました。また、多くのマスコミ関係者が取材していましたので、共同のテーブル終了後には、信州市民連合と3野党が共同記者会見を開きました。

信州市民連合が3野党に提出した「政策要望書」「基本政策」/信濃毎日新聞記事(2024年8月1日)