県労組会議や長野地区労組会議、印刷フォーラムが支援活動

カンパ金100万円を蔦友印刷労組に贈呈

今年3月末に破産した蔦友印刷株式会社では、会社資産の現金化、清算作業が破産管財人の弁護士によって進められてきました。9月11日には債権者集会が開かれ、資産の整理状況について報告が行われました。解雇された組合員23人には毎月の賃金の未払いはありませんが、解雇時に退職金が未払いでした。「賃金の支払の確保等に関する法律」によって一定額は確保できるものの、債権者集会で破産管財人は、資産の売却や売掛金の回収などで確保した金額では、退職金の全額を支払うことができない状況にあると報告しました。

労働組合としては、引き続き資産の整理を進め、組合員の退職金全額の支払いを求めていく方針です。

県労組会議、長野地区労組会議、印刷フォーラムではこの間、解雇された蔦友印刷労組組合員の生活の一助にしてもらうため、カンパ活動に取り組んできました。9月には、集まったカンパ金100万円を蔦友印刷労組に手渡しました。