食とみどり、水を守る県民会議とJAグループが合同発送式
食とみどり、水を守る長野県民会議は1月21日、長野市のJA長野県ビルでJAグループと合同でアジア・アフリカ支援米発送式を行いました。
アフリカの内陸に位置するマリ共和国は、国連が規定する「後発開発途上国」で世界の中でも最貧国の1つです。食とみどり、水を守る県民会議は1995年から「アジア・アフリカ支援米」運動として、県内の支援殿で作付けしたコメ、一握り運動のカンパ米を毎年マリ共和国に送ってきました。JAグループも1998年から「国際協力田運動」として県内で作付けしたコメをマリ共和国に送っています。
発送式では各協力団体代表よりあいさつがあり、県民会議からは中川博司会長(長野県議会議員)が「1995年から支援を続けている。支援田では子どもも参加して支援米を作っている。この思いが伝わるよう頑張っていく。子どもたちに食の大切さが伝わり、将来につながってほしい」とあいさつをされました。
若穂幼稚園の園児からは、「大事に育てました。おいしく食べてください。」とメッセージを贈るなど発送式を盛り上げてくれました。
参加者一人ひとりがコメ袋にマリ語でメッセージを書き込み、最後にコメをトラックに積み込み、拍手で見送りました。
本年は食とみどり水を守る県民会議とJAグループ合わせて4.4tの支援米を送ることができました。