福島県いわき市で、3月13日(日)「あれから11年原発事故は終わっていない3.13アクション!!」が行われるという話を聞きつけ、長野から向かい参加しました。昨年同様、コロナ禍による参加人数を絞ってのアピール行動となりました。
地元の各労働組合と各政党、青年層が脱原発を訴え、コロナ禍にもかかわらず、100人を超える集会となりました。
集会では、各団体の代表から、原発事故に対する思いや、今後の脱原発運動についての話がありました。
フクシマ連帯キャラバンの齋藤さんからのアピールでは、「震災当時は高校一年生で、何が起きているのかよくわからなかった。今、子ども2人の親となり、最優先に子どものことを考えるようになった。線量、避難経路、自分の経験を伝えること、その3つが大切だと思うようになった。原発の怖さを認識していない人が多く、経験したものが伝えなければならないと強く思うようになった。」という当事者の目線での言葉が深く心に刺さりました。
社民党の狩野市議は、諦めずにトリチウム汚染水の海洋放出反対行動を続けることが大切であると訴えました。
地元いわきでの脱原発運動に参加でき、長野と福島のつながりのはじめの一歩となりました。
今後も微力ながらも地元の方たちの活動の様子や状況を伝えていけたらと思っています。