石川県の北陸朝日放送が制作したドキュメンタリー番組「忘却に抗う~中村敦夫 原発への警鐘~」は、俳優・中村敦夫さんのライフワークともいえる原発問題に鋭くメスを入れる朗読劇「線量計が鳴る」の全国での公演活動を取材した番組です。
2016年の初演以降、全国から上演依頼が相次ぎ、昨年の2020年11月の長野市公演で95回を重ねました。
「線量計が鳴る」長野市公演の実行委員会代表を務めた福島県いわき市からの自主避難者・草野麻理子さんや、原発についての取材を続けているおしどりマコケンさんらの活動を通して、3.11の福島原発事故以降、日本社会や政治がどのように変化したのか、客観的に問い直している作品です。
この作品を通して、中村さんが朗読劇を始めるに至った経緯や、人生をかけて一人で全国行脚する思いなどが、静かにではありますが深く伝わる内容になっています。
県原水禁では、草の根的に少しでも多くの方に観ていただきたいと思い、DVD(60分番組)の無料貸し出しを始めました。
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