21世紀のキーワード―平和・人権・環境

長野県平和・人権・環境労働組合会議

守ろう平和憲法 信州ネットワーク 第30回市民の憲法講座・竹信三恵子さん講演『コロナ禍と女性不況が照らし出した憲法の意味』

憲法記念日の5月3日の講演をYou Tubeにアップしましたので、ぜひご視聴ください。

◆コロナが直撃した女性の雇用問題

長野市で開かれた第30回市民の憲法講座(信州護憲ネット主催)では、長年女性の貧困問題を取材してきたジャーナリストで和光大学名誉教授の竹信三恵子さんがオンラインで講演。コロナ禍で浮き彫りとなった「女性不況」の実態を通じて憲法が保障する生存権や9条の意義について考え合いました。

 

【竹信三恵子さんプロフィール】

(たけのぶ・みえこ)
ジャーナリスト・和光大学名誉教授
1976 年、朝日新聞社に入社。同社編集委員兼論説委員、和光大学教授などを経て 2019 年4月から現職。2009 年、貧困ジャーナリズム大賞。
著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞受賞)、『ルポ賃金差別』(ちくま新書)、『家事労働ハラスメント』(岩波新書)、『正社員消滅』(朝日新書)、『企業ファースト化する日本~虚妄の<働き方改革>を問う』(岩波書店)など。最新刊に、『10 代から考える生き方選び』(岩波ジュニア新書)、『官製ワーキングプアの女性たち』(共著、岩波ブックレット)など。

       

「福島原発事故から10年 福島のいま」 - 武藤類子さん講演録

東京電力・福島第一原発事故から10年。菅政権は福島原発のトリチウム汚染水の海洋放出の方針を決定しました。福島県民・漁業関係者の声を無視する強権的な政権運営に批判の声が上がっています。

2月13日、長野市内で福島原発事故10年の特別企画として福島原発告訴団団長の武藤類子さん(福島県三春町在住)の講演会が開かれました。「福島のいま」というテーマで、震災・原発事故から10年の福島の現状について報告していただきました。汚染水の海洋放出、汚染土の再利用など、日本で暮らしていく私たちが知らなければならない現実があります。

武藤類子さんの講演録をまとめましたので、ぜひお読みください。

【武藤類子さんプロフィール】

むとう・ るいこ 福島県三春町生まれ 。版下職人 、養護学校教員を経て 、2003年より 、喫茶店 「 燦(きらら)」を営んでいたが 、2011年の福島第一原子力発電所の事故によって休業を余儀なくされた後 、正式に廃業 。1980年代末より 、反原発運動にかかわり 、六ヶ所村に通ったほか 、福島県内の二つの原発を巡る様々な問題にコミットしてきた 。福島脱原発ネットワーク メンバー 、福島原発告訴団団長 、原発事故被害者団体連絡会共同代表 、3・11甲状腺がん子ども基金副代表理事などを務める 。

☞ ここをクリック! 武藤類子講演録「福島原発事故から10年 福島の今」