2月1日、ミャンマー国軍がクーデターを起こし、民主化運動の象徴であるアウンサンスーチー国家顧問ら政府要人を拘束、全権を掌握したと宣言して以来、3ヵ月半余。

軍事クーデター直後から全土で広がる市民の無抵抗の抗議デモに対し、国軍は治安部隊による弾圧・虐殺を強行、犠牲者は800人近くにも上っています。

国連など国際社会は国軍の行動を非難していますが、経済制裁には踏み込まず、国軍の非人道的暴力を止める効果的な手段になりえていません。

「日本には独自のパイプがある」と強調する日本政府もまた、大規模な弾圧に懸念を表明、市民への暴力停止、不当に拘束されたNLD(国民民主連盟)関係者や市民の解放、早期の民政復帰を要求しているものの、国軍への経済支援となるODA(政府開発援助)を停止させる姿勢は見せていません。

ミャンマー国軍は、ただちに民衆へ武器を向けることをやめ、民政を回復すべきです。

 

有志でつくる「ミャンマー問題を考える信州の会(準備会)」は、今、ミャンマーで何が起きているのか。まずはその現実を知るために緊急の学習会を企画しました。

学習会では、在日ミャンマー人に東京からリモートで本国の状況を報告してもらいます。

Zoomでも参加できますので、多くの方が関心を寄せて、参加していただけるようにお願いします。

◆日時 5月27日(木)午後6時

◆場所 長野市県町532-3 長野県労働会館 5F 大会議室 電話026-235-3216

◆Zoom参加を希望される方は、「氏名・住所・電話番号」をご記入のうえお申し込みください。

申し込みメール kenrousokaigi@r-nagano.com